FROM:Weekly Akita Press Editorial Room
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期待外れ
星形の絞りを仕込んだインダスター50-2で、秋田駅西口やエリアなかいちのイルミネーションを撮影してみました。このレンズの最短撮影距離は65センチで被写体に寄れず、M3/4規格のカメラに装着すると焦点距離がフルサイズ換算で100mm相当の望遠になります。背景をぼかすには良いのでしょうが、街中でのスナップには使いにくいことこの上なし。構図をよくよく考えて撮らないと背景のボケも生きてきません。

とりあえず、星形のボケが現れた写真の中から1枚をアップ。何だかなあ…と凹むくらいの出来栄えで、自分のセンスと腕に失望せざるを得ない作品なのでした。



(E-PL6 + INDUSTAR 50-2/F3.5)


Godzilla
男鹿の新名所となって久しい通称・ゴジラ岩。全体がゴジラのような造形をしているわけではなく、特定の角度から見るとそれっぽく見えるだけです。



ちなみに、正面に回り込んで見上げるとこんな感じ。



何にも似ていない、単なる岩の塊なのでした。どこがどうなってあの形に見えるのか不思議ですね。ちなみに、写真がおどろおどろしいのはE-PL6内蔵のアートフィルター(ドラマチックトーンだったかな?)を使用したためです。

ゴジラ好きはぜひ、どの角度から見たらいちばんゴジラっぽいのか現地で確認してみてください。写真を撮影する場合ですけれども、夕日を背景にするのが定番らしいですよ。ただし、足場の悪い場所なので暗くなる前に撤収したほうがいいでしょう。

なお、場所はこちらになります。



 
Twincle Little Star
ロシア製のインダスター61L/Zは、六芒星のようなボケが浮かぶことで有名な標準レンズです。カールツアイスのテッサーを模倣したレンズで、ある程度絞り込むと羽根が奇妙な六角形を作り、アウトフォーカス部にある光点が星形にボケる―という現象が起きます。

機会があれば手に入れたいと思っていた1本なのですが、ロシアの廉価版レンスの割に意外と高い(といっても1万円前後)。それならばと、同じテッサーのバクリ製品で安価なインダスター50-2(写真下)の後端に星形の穴を開けたフィルターを貼りつけ、同じようにボケるかどうか試してみようと思った次第。



「できるかな♪」のノリで作業を開始、10分後に出来上がったモノが下の写真。残念ながら六芒星(いわゆるダビデの星型)のクラフトポンチはネットでも見つからず、100円ショップで手に入る五芒星のクラフトポンチによる製作となってしまいました。ちょっと形は違いますが、クリスマスの時期にライトアップの様子なんぞを撮ったらちょうど良さそうです。



何ごとかと思えば
ブログのアクセス数が前触れもなく狂ったように跳ね上がったので、何ごとが起きたのかと思って調べてみたところ、10月30日正午過ぎの集中的かつ大量のアクセスが原因でした。

閲覧された記事に脈絡はなく、検索ワードや訪問の理由もまったく不明。普段は生ログを見たりすることはないのですが、不安になってアクセスが集中した時間帯をチェック。記録されたIPを頼りに検索をかけた結果、イスラエルからのDoSアタックであろうという結論に達した次第。

先日、イルカ・クジラ漁に反対する国際的ハッカー集団・アノニマスが日本のサイトへの攻撃を予告していましたが、ひょっとしてその筋の方々の仕業でしょうか。…まさかね。いずれにしても、ウチはイルカやクジラと何の関係もないので念のため。なおかつメディアとしての発信力はすこぶる弱く、このブログに至っては単なる落書き帖です。

仮に…ですが、DoS攻撃でこのブログのサーバが落ちたとしてもウチは誰ひとり困りません。いえ、1日2日は気付きもしません(同じサーバを使ってる他のユーザーさんは別ですよ、もちろん)。編集部はアクセスが増えると「ひょっとして何か炎上するようなことを書いたかしら」と心配するような小心者の集まりにつき、そういうイタズラはなるべく勘弁してください。



 
あれから30年―
1985年に公開され、大ヒットを記録した映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(BTTF)の続編となるPart2で、主人公の高校生と風変わりな科学者がタイムマシン「デロリアン」に乗って向かった30年後の未来社会。物語の中で設定されたその日、2015年10月21日は世界的に大盛り上がりだったようです。

トヨタの米国法人もこの記念すべき年を意識してか、BTTFの主要キャラを演じたマイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイドを最新CMに起用しています。
物語から30年を経て、マーティ・マクフライ(マイケル)とドクことエメット・ブラウン博士(クリストファー)がダイナーで談笑する姿はちょっと感動的。ReBORNのロゴはデザイナーのその後の盗作騒ぎに巻き込まれてミソがついた格好となりましたが、このCMはBTTFのファンにとって嬉しい贈り物でした。

おカネがあって意気に感じたファンはぜひ、CMに登場する同社の燃料電池自動車MIRAIを買ってあげてください。本体価格が700万円を超える車なんて、いくらBTTFが好きでもワーキングプアの私には絶対無理ですから。




もともと老け顔のクリストファーはさておき、若々しいティーンエイジャーを好演したマイケルも御歳54のおじさん。顔立ちは何となくマーティン・シーンに似てきました(しきりに体を揺らすのはパーキンソン病を患っているためでしょうか)。光陰矢の如し、月日の流れはずいぶん早いものです。私の場合、それに気付くのが余りに遅すぎたのかも。

「あれから30年―」と呟いたら綾小路きみまろの漫談っぽくなってしまいますが、やっぱり懐かしいあの時代。人生の折り返し地点をとうに過ぎた今、映画が公開された頃を思い出すと何だか切なくなってしまいます。もちろん、「こんなはずじゃなかった」って意味でね。

ところで、BTTFシリーズは見れば見るほど新しい発見があります。例えば、作品にまつわるこんなトリビアはご存知でしたか?


●1作目の冒頭シーンに登場するドクの時計コレクション。そのひとつの長針に小さな人形がぶら下がっている(つまり、ドクはマーティの向かった1955年に何が起きるかを既に知っていたという伏線)。

●マーティの恋人・ジェニファー役は、1作目と2・3作目でそれぞれ別の女優が演じている。このため、ジェニファーが登場する1作目のラストシーンと2作目の冒頭シーンは同じようでまったくの別テイク。また、マーティの父親・ジョージ役の俳優も2・3作目への出演を断ったため、前作シーンの使い回しと特殊メイクを施した別人で登場場面を埋めた。

●そもそもマーティ役を演じるはずだったのはエリック・ストルツ。能天気で無鉄砲なマーティとはイメージが違うという理由からか途中でマイケルと交代させられ、撮影もやり直すこととなった。なお、エリックがマーティを演じた撮影済みフィルムの一部は、テロリスト襲撃の場面などに使われた模様。

●1作目に「西の魔女が死んだ」の老婆を演じたサチ・パーカー(シャーリー・マクレーンの娘)、2作目に「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーがチョイ役で出ている。さらに、1作目に登場するビフの取り巻きのひとりは後に「メンフィス・ベル」で医大休学中の爆撃手を演じたビリー・ゼイン。

●主題歌を歌うヒューイ・ルイスが教師役で1作目にカメオ出演している。マーティの演奏を「音が大きすぎる」と言って中止させるが、これはヒューイがチャリティユニット「USAフォー・アフリカ」に参加した際、自身が収録現場で受けた注意を踏まえて提案した演出と言われている。

●作品中にたびたび登場する電力の単位「ジゴワット」は、ギガワットの誤り(脚本家のミス)。当時はメガ、ギガ、テラという単位は一般的ではなかったため、間違いであることに気付く人も少なかった。

●1作目でマーティが履いていたカルバン・クライン製のブリーフは公開当時、米国の若者に人気の商品。そのブランドロゴを見た母親がマーティの名前と勘違いして「カルバン」と呼ぶ場面は笑いを狙った演出だが、日本国内では伊勢丹のみが扱うマイナーな海外ブランドだったため、ほとんどの観客は2人の掛け合いの面白味を理解できず黙ってスクリーンを見つめていた。

●ドクが実験場に選んだ商店街の名前は「ツインパインズ(2本松)モール」だったが、マーティが過去にタイムスリップした際に松の木の1本をなぎ倒したため、彼が再び現代に戻ると名前が「ローンパイン(1本松)モール」に変わっている。


これ以外にもさまざまな伏線、名作映画のリスベクト、タイムパラドックスを意識した仕掛けが盛り込まれている映画なので、注意深く観ると思わずニヤリとしてしまう場面が見つかるかもしれませんよ。